塩味クリニック2015/09/09

11月の日記


11月23日(土)
当院の診察室や待合室にアンパンマンカレンダーや
東京メトロのネットワークカレンダーをかけてあります。

アンパンマンカレンダーはお子さんの不安感を和らげて
診察をしやすくする効果があるものと考えられます。

このカレンダーは毎年アマゾンで購入します。
カレンダーの表紙が沢山のキャラクターのシールになっていて
工夫次第でかなり楽しめます。
当院ではこのシールをマグネットシートに貼って切り取って
マグネットシールにして遊んでいます。
カレンダーは二ヶ月ずつの計六枚構成です。
昔は自由が丘にあったアンパンマンショップに毎年買いに行っていたのですが
ある年なくなってしまってどこで買えばいいのか途方に暮れてしまいました。
横浜にアンパンマンミュージアムというのがあって
そこに行けば買えると知ったのですがいかんせんあまりにも遠いです。
それで思いついてアマゾンを探してみたのですね。
そうしたらすぐに見つかってポチって買うようになったわけです。
今年は1430円でした。
便利です、店頭で売っているところを探すのが困難なものでも
自分のコンピュータで探せてしまうわけですからね。
アマゾンが強いわけです。

東京メトロのカレンダーは大きい一枚を壁に貼るタイプですね。

アマゾンでは手に入らないのでメトロから直に買います。
このカレンダーは都内のメトロの路線を大変詳しく表示していて
メトロの各駅の接続の具合まで手に取るようです。
多くのランドマークや主要な道路との位置関係もわかりやすくて
素晴らしい地図に仕上がっています。
下の方に示されているカレンダーも大事ですがこの地図の情報量が凄いです。
この地図カレンダーは去年までは一枚300円でしたが
今年から値上がりして400円になっていました。
消費税が10%になりましたからね。
この辺(この辺?)では池袋のメトロポリタン側の南通路に面してある
メトロの定期券売り場で売っています。
毎年3本買うのですがかさばるし折り曲げられないし
これを買ったらもう帰ってくるしかありません。
年に一度のことですから何かのついでに買ってくるわけです。
ただしのんびりしてると売り切れますので注意が必要です。
数年前に忙しくてなかなか買いに行けなくて
年が明けて二月に買いに行ったらもう売り切れでした。
多分年内に行けば買えると思います。

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11月14日(木)
東京新宿にある中村屋サロン美術館で荻原守衛(碌山)展を見て参りました。
明治後期を駆け抜けた彫刻家の見応えのある展覧会でした。
碌山は最初画家を目指しニューヨーク、パリで学び
パリで出会ったロダンに魅了され彫刻家に転身した天才です。

碌山は明治41年に帰国し中村屋の経営者の
相馬愛蔵、相馬黒光夫妻のところに寄宿しました。
碌山と相馬夫妻は安曇野で同郷でした。
相馬夫妻は碌山にとって垢抜けた憧れの夫婦だったのです。
碌山は不実の夫に悩む黒光に恋心を抱き求婚しますが受け入れられず
黒光をモデルにした「女」という作品を作りあげたのち30歳の若さで夭折しました。
喀血して死んだと言うことです。
帰国からわずか2年あまりの出来事でした。

    「女」荻原碌山

展覧会の会場には「文覚」「デスペア」「女」など
黒光への恋慕から作り出された彫刻を始め
数々のデッサンや碌山の海外からの手紙、
同時代の仲間たちの彫刻、ロダンの作品などを展示して
見る者を引きつけます。

素晴らしい芸術に触れてすっかり満足して
帰りには地下二階にあるマンナ新宿中村屋というレストランで
美味しいランチをいただいて幸せな休日を過ごしたのでした。

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11月13日(水)
過ぐる11月11日の朝のことです。
当院の外来の電話が突然通じなくなりました。
またいつもの電話線の接触不良かと考えて
差し込みの緩いところを一度外して入れ直してみます。
大体いつもこれで直るんです。
しかし今回はいつもと違って事態は改善しなくて電話はうんともすんとも言いません。
そういえば昨晩から我が家ではインターネットが通じなくて困っていました。
両者は何か関係がありそうです。
こんな日に限って外来は忙しくて自分で問題の切り分けをして検討する余裕がありません。
もともと自分で考えても無理な問題なのですが
どこに相談するかぐらいは考えたいじゃないですか。
結局困ってしまってNTTのサポセンに相談したところサポセンの方が言うには
当院ではネットも電話も光ファイバーで繋がっているので
光ファイバーの終端装置に問題が有るらしいと言うことになりました。

終端装置の電源を一度落として数分後電源をつなぐと復活することがあると
教えていただいて試してみたところ見事電話とネットは復活したのであります。
朝からの不具合は嘘のように解決してそれは嬉しかったですね。
「電話とネットが繋がらないとこんなに困るとは思わなかった、
ネットは今や電気に次ぐインフラだよね」などと
みんなと喜びを分かち合っていたのです。

しかし、幸せは長く続きませんでした。
昼前に直ったと思われた我が家の通信は午後一時にはもうすっかり機能が停止して
ふたたびNTTのサポセン様にすがりつく羽目になったのでした。
サポセンの係の方は優しい口調で当方の窮状を聞き取り
終端装置の交換が必要であるという結論を導き出してくれました。



設置以来15年に及ぶ我が終端装置が
その寿命を迎えてしまったと言うことらしいです。

終端装置も比較的最近の設置であるならば
新しい終端装置を送っていただいて自分で交換できるらしいのですが
昔の設置であるために屋内に光コンセントを付けてないので
NTTから工事の人が来ることになりました。
結局翌日の11月12日の午前中に工事の人が来てくれて
無事に終端装置を取り替えてくれて合わせて光コンセントの設置までしてくれました。

その後は電話もネットも問題なく稼働しております。
思えば約一日半にわたって当院の電話は不通だったわけで
多くの患者さんにご迷惑をおかけしたのでは無いかと心配しております。
ほとんど影響が無かった可能性もありますが。
お一人の方が「電話が通じないのでインフルエンザワクチンの予約に直に来ました」
という方がいらしてインフルエンザワクチンの予約がすでに終了していたので
さらに申し訳ない気持ちで一杯になったのでした。

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