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塩味クリニック2015/09/09
７月の日記
7月29日(木)新型コロナウイルスの新規感染者数が徐々に増えてきています。
これはほとんどの方が知っていることですが
検査件数が４月の流行時に比べて
７倍から１０倍くらいに増えているからなんですね。
つまり元々多かった無症状感染者を掘り起こしているわけですね。
検査が多くなれば陽性者も多くなりますね。
陽性者が多くなってきているように見えても
４月より流行がひどくなっているわけじゃ無いのだと思います。
私見ですがPCR検査の陽性者は調べれば調べるほど
もっともっと発見されると思います。
だって元々もっともっと多かった筈なんですから。
だから新規感染者が増えてもそりゃそうだろうなって思ってみています。
引き続き手洗いマスクの励行と言うことですね。
武漢肺炎が流行し始めた頃から日本中で感染対策として
マスク、手洗い、換気に気をつけるようになりました。
クリニックでもマスク、手洗いは言うに及ばず
待合室や診察室の換気に気をつけるようになりました。
それで朝、医院が始まる時間よりもかなり前から
あちこちの窓を開けて空気の入れ換えに努めます。
ところが当院の周りには草が多くて少し虫が飛んでいるのです。
ですので窓には網戸が必須です。
先日、天窓の網戸の一部が破損しまして
虫が出入り自由の箇所ができてしまいました。
その窓は開けておくことができなくなってしまったのです。
それでネットで網戸の張り方の勉強をしてそれに従って
ホームセンターで網戸の網とそれを止めるためのゴム紐、
はめ込んだあとの余分な網を切り落とす専用のカッターなどを買い込んできて
木曜日の午後の１時間を費やして修復の作業を行いました。
仕上がりはお世辞にもよくできたとは言えませんが
素人の見よう見まねであることを考えれば仕方が無いかなと勝手に考えています。
素人がやるのは面倒だけど業者にお願いするのは気が引ける、
そんな簡単そうだけど難しい奥が深い作業って有りますよね。
網戸張りってそんな作業ですね。
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7月26日(日)
あっという間に７月も終わり近くなってしまいました。
今年は武漢肺炎のおかげでなんだか何もしないうちに半年が過ぎてしまいました。
こうして毎日を過ごせるだけでも良しとしなくちゃってかんじです。
ところでみんなが知ってることですが
新コロ騒ぎに平行して世界では大変なことが次々起こっています。
1997年7月に英国と中国の間で交わされた中英共同声明で
香港の自由を５０年間保証した一国二制度の約束が有るわけですが
これを押しつぶす中国の香港国家安全維持法が成立して
香港はあっという間に中国の支配下に置かれてしまいました。
もちろん英国は強く抗議しています。
英国の空母がアジア方面に配備されるほど英国は怒っています。
西側諸国の欧州、米国は武漢肺炎で国力は疲弊しているさなかのことで
どこの国も自分のことで精一杯です。
西側は強く批判しますが中国政府は馬耳東風、どこ吹く風といった風情です。
それどころか米国内の武漢肺炎の流行のさなか
折からの人種差別問題ＢＬＭでの米国内の混乱で
反米勢力に手を貸していた疑いさえあると言うことです。
米国は中国の無作法に手を焼いて
ヒューストンの中国総領事館に閉鎖命令を出したところ
中国は報復処置として四川省成都のアメリカ総領事館の閉鎖を通知したそうです。
これからも次々と両国の領事館の閉鎖が起こりそうです。
中国はこのところずっと日本の尖閣諸島に領海侵犯しています。
それどころか日本の漁船が尖閣周辺の日本の領海で漁をしていたところ
中国の警備艇が現れてここは中国の領海だから出て行けと言ったのだそうです。
日本政府はこの件について中国政府に抗議したそうですが
漁民はもう怖くて尖閣に漁に行けないわけです。
もうこれ侵略されてますよね。
歴代のアメリカ政権は中国が豊かになれば民主化が進んで
同じ価値観の国になると信じて優遇してきました。
中国を育ててきたのです。
ＥＵや日本の政府や企業も中国にのめり込みました。
そして豊かになった中国は国力を背景に世界を制覇しようとしています。
中国を優遇したのは間違った行動でした。
去る7月23日アメリカのポンペオ国務長官は演説で
今までのアメリカの対中政策は失敗だったことを認めました。
その演説で彼は自由世界はこの新たな圧政に
勝利しなければならないと言いました。
実に画期的な、やっとアメリカが中国という国を理解した演説でした。
中国はいま内憂外患の状態です。
武漢肺炎で大変だったし、三峡ダム周辺は大雨だし、
バッタの大群は来るしで次から次への国難続きです。
しかしもう一方で中国は非常に人口の多い肉厚な国です。
多少の犠牲はなんとも思わないで自国民でも見捨ててしまう冷酷さを持つ国です。
そのためどんな難局に直面しても国民が何万人犠牲になっても
何事も無かったかのように飲み込んでしまうことができる国なのです。
独裁国家の恐ろしさです。
中国の傍若無人な振る舞いはついにアメリカを怒らせてしまいました。
いま世界は米中戦争前夜の様相を呈しています。
今日の夕方には珍しくＮＨＫがこれを取り上げていました。
まさかこのまま米中全面対決にはならないでしょうが
私は毎日心配でネットで情報を集めて一喜一憂しています。
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