6月21日(日)
緊急事態自粛要請は段階的に解除が進んでいるわけですが
あまりにも長い間自粛していたため多くの人が
自粛後の再流行に過剰とも言えるほどの警戒感を持っていて
なかなか経済活動が元に戻りません。
そりゃそうです。
自粛解除と言いながら人と人は近づくななんて言っているんですから
みんな怖くて出かけられないのももっともな話です。
もともとこの病気は未知のウイルスだったので恐怖の対象だったのですが
もう大分その性質がわかってきました。
つまり
この病気で死に至る人は高齢者がほとんどであること、
この病気は発症から１週間で感染性がほぼ消えること、
主に接触感染と飛沫感染であること、
だから手洗いとマスクが有効であること、
などが観察されています。
居酒屋などでの食事をしながらのおしゃべりは危険なわけですね。
おしゃべりは食後に、マスクをしてからがよいですね。
逆に言うと持病のある人や高齢者を除けば
十分な手洗いとマスクを心がければ
ほぼ日常生活に戻っても大丈夫だと言うことです。
ヨーロッパやアメリカでなぜあれほどの大流行があったのかは未だ不明ですが
日本国内においては流行の状況を見極めながら
社会生活を元に戻すべきだと思いますね。
今もまだ治療方法が確立していません。
有効な薬とワクチンの開発が待たれます。
また政府には経済の回復のために消費税の撤廃をお願い申し上げます。
ところで
前回触れた当院前の建売住宅は今もなお仕上げの工事の途中のようです。
家というものは内装工事と外構工事の仕上げに時間がかかるものなんですね。
特に内装工事の進捗状況は外からはうかがうべくもないですから
今頃は壁紙かなとか床張りかなとか勝手に想像しているわけです。
家が建つのを見るのは楽しいものですね。
どうしてなんだろう。
この建売住宅はいくつかの不動産会社さんのWEB広告があります。
建物の完成が近づくにつれて
内部の写真などが掲載されるようになってきていて
閲覧が楽しくなっています。
しかしながら５月２４日に触れたように
WEBには当院の存在は触れられていません。
住宅に面した道路が広々していることを強調する写真に
当院の建物と駐車場が映り込んでいるのにです。
確かに当院はとても目立たなくて当院が写り込んだ写真を見ても
そこに開業医があるのに気づく人はいなさそうです。
だからこの宣伝ページを作った人も
うちのことには気づかなかったんだろうなと納得しています。
ちょっと悲しいかも。
今日は夏至です。
一年でいちばん昼間が長い日なわけですが
明日からはどんどん昼が短くなるわけでして
それはそれでいやなことです。
暗いと一日が終わったような気分になりますからね。
特に秋口から冬に向かっては
「秋の日はつるべ落とし」のたとえの通り
夕方五時くらいになるとどんどん日が暮れてしまって
六時頃にはまるで夜の外来をやっているみたいな気分になります。
まあその分仕事の後の秋の夜長を利用して
本を読んだり映画を見たりすればいいんですがね。
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