2月の日記




2004年02月28日
昔我が家に3週間ステイしたオーストラリアの女性が
この秋めでたく結婚することになったそうです。

彼女は高校一年の時に我が家にやってきて
短い間ながら密度の高いホームステイをしました。
帰国後も定期的な連絡を取り続けていまも我が家ととても仲良しです。
そんなわけでこの秋、自分の結婚式にぜひ来て欲しいと言ってきました。

もちろん僕たちは娘同様にかわいく思っている彼女のことですから
結婚式に参列することには是非もありません。
僕たちのかわいい娘の結婚式に出ないなんて考えられません、国内なら

でも彼女の結婚式は
はるかオーストラリアのメルボルンで行われるというのです。
ちょっと遠すぎますよね。
ただいま検討中であります。

ところで彼女は以前僕が言った
「新婚旅行は日本に来るといいよ。僕たちの家に泊まればいい」
と言う発言をおぼえていて新婚旅行には日本に来るというのです。
それはかなり楽しみであります。
日本には4日間の滞在予定だそうですから
それまでには家の中を少し片付けて
彼女たちの泊まるスペースを確保しなくてなりませんですね。
家を片付ける良い機会だと思って整理することにしましょう。

ところで彼女たちの新婚旅行の計画の全貌を聞いて驚きましたですね。
あちらの人が皆こんな計画を立てるとは思えませんが
とにかく凄いです。

彼女たちはひと月半かけて
イギリス、アイルランド、フランス、イタリア、ドイツなどを廻り
最後の4日間を日本に寄って、それから帰国する計画なのだそうです。
見せて貰った旅程表によるとヨーロッパ大陸での旅行は
コンチキと言う若者向けのバスツアーを利用するようで
大旅行の割には少ない予算で済ませるようです。
旅程表を見る限りコスト的にはかなり抑えめでありました。

            うらやましいヨーロッパバス新婚旅行

それよりも僕たちが驚いたのは
新婚旅行の為とは言えそれほどまでに長い期間にわたって
仕事を休むことが出来ると言うことです。
一体あの国はどうなっているのでしょうか。
うらやましいと言うより驚き以外のなにものでもありませんですね。
オーストラリア、あなどれない国であります。

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2004年02月26日
今日の朝老人ホームに仕事に行く途中
車の中で聞いていたテレビ音声からショッキングな情報が流れてきました。

アナウンサーは緊迫した声で現場からのレポートを伝えていました。
都内の地下鉄のいくつもの駅構内で異臭騒ぎがあり
何十人もの人が病院に運ばれているというのです。
さらに報道内容は騒ぎの起きている駅は15カ所に上り
警視庁は同時多発ゲリラとして捜査を開始していると伝えていました。

僕は非常に驚きすぐに自宅に電話を入れました。
都内の異変を家人に知らせてすぐにテレビを見て貰おうと思ったのです。
場合によっては現在都内の学校にいる
子供たちの動静を探る必要があるかも知れません。
緊急事態であります。

家人に連絡を取った後もなおテレビ音声を聞いていると
都内で起きている事件はなんだか前にも聞いたことがあるような感じです。
まるでオウムのサリンの事件とそっくりな感じなんです。

うかつな僕はその直後に気がつきました。
僕は音声しか聞こえていなかったから分からなかったのですが
テレビはオウムのサリン事件のVTRを放映していたのです。
そのまま聞いているとオウムの起こした一連の事件や
上九一色村に警察が踏み込んだ時の様子などを伝えていました。

僕はすぐに家人に訂正の電話を入れました。
早とちりがちょっと恥ずかしいのでした。

テレビは放送の最後に
とかく忘れられがちなオウムサリン事件の映像を見て貰うことによって
ある意味ではあのころよりテロの危険の増した現在の市民生活に
警鐘を鳴らすねらいで放映したというようなことを言っていました。
いつ何が起きるか分からないと言うことを忘れないで欲しいというわけですね。

これを聞いて僕は腹が立ちましたね。
冗談じゃありません。
僕らはいつ何が起きても不思議じゃないと思っているからこそ
今回の放送を聞いて極度の緊張を強いられたのです。
あのころよりテロの危険が増していると本気で思っているのなら
あんな紛らわしい放送をしないで貰いたいと思います。

もうこれからはテレビの音声のみの受信はやめようと思いましたですね。
びっくりしました。

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2004年02月23日
雨上がりの晴天に恵まれて
今日は朝から本当に気持ちの良い一日でした。
少し風邪が強かったようですが
空気が澄んであんな真っ青な空を見たのは久しぶりであります。
仕事日なのが残念でありますね。

土曜日から右の足首が痛くて難渋しています。
どうやら僕は歩行姿勢が悪いみたいで
時々足裏などが痛くなって困ってしまいます。
その上土曜日の夕方には
新任教授のパーティーに痛みをおして出かけたのが響いて
翌日はまるで捻挫をした後のような痛みであります。
昨日の日曜日は一日中湿布を貼って過ごしました。

      いててっ

湿布の効果はかなりあって
月曜日の夕方には時々痛みがあることを忘れるくらいになりました。
ありがたいことであります。
さらに今日は月曜日にしてはめずらしくかなり暇で
足首の休養にはちょうど良い具合でありました。

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2004年02月22日
出身医局の新任教授の就任パーティが
川越のPホテルであるというので出席して参りました。

久しぶりにお会いした新教授はもちろん
現主任教授や大学時代の恩師の前主任教授の方々にお会いして
非常に懐かしかったです。

また医局時代の先輩や仲間たち
顔見知りの後輩たちにも沢山会えてとても楽しかったです。
皆それぞれの立場で活躍している様子がうかがえて興味深かったです。
同時に小生が年をとったのと同様に
昔の仲間たちもみな年をとっていることを感じて帰ってきました。

              みんなも老けていてなぜだか少し安心

行き帰りに見た川越の街は大変華やかでありました。
大きいターミナルビル、整備された駅前広場、にぎやかな駅前のネオン、
どれを取っても川越の街は埼玉県中部の中核都市ですね。
街が立っている感じが強くします。
独立性が高いのですね。
地方都市の風格を持つ街であるように思いますですね。

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2004年02月19日
このところ嘔吐下痢の風邪と高熱の風邪が流行っています。
特に高熱の風邪は全身の倦怠感も強く
インフルエンザを思わせる強い症状です。
かといってインフルエンザかと思うとそういうわけでもなく
迅速検査を行ってもことごとくが陰性の結果になります。
つまりそういう症状の風邪というわけですね。

しかしインフルエンザのシーズンである以上
インフルエンザを念頭に考えていかなくてはなりませんので
念のために検査を行うことが多くなってしまいますですね。

またこれらの風邪の方たちの中に少数ですが
溶連菌感染症の方たちも混在してまして診断が大変です。
早くインフルエンザのシーズンが過ぎてくれることを祈るばかりです。


池袋の地下鉄切符売り場で地下鉄路線図カレンダーを購入して参りました。
以前地下鉄のホームの柱に貼り付けてあるのを見て
一枚欲しいと思っていたことがありました。
あるとき地下鉄の切符売り場で発売中というのを知って
それ以来毎年一枚ずつ買っているのです。

今年はなかなか買いに行く機会が無くてまだ買ってなかったんです。
何しろ大きいポスターカレンダーですので丸めて筒状にしてある為
買ってしまうとすぐ家に帰ってくるしかないですから
意外と買うチャンスがないのです。
今日はうまい具合に帰りがけに売り場に寄れましたので
一枚購入することが出来ました。

ついでに
懐かしの営団地下鉄銀座線、丸の内線セット
「Metrainメトレン」という地下鉄の模型を買いました。
一両ずつ2個セットであります。
家に帰って開けてみたらチョロQと同じようなゼンマイ式になっていました。
丸の内線のこの彩色は僕もおぼえていますので
車両は型が新しくなっても
色のデザインはつい最近まで使われていたというわけですね。

            まさしく丸の内線と銀座線ですね

半蔵門線のチョロQも欲しかったのですがこちらは売り切れだそうです。

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2004年02月15日
随分暖かくなって参りました。
気温が上がってきたので今日のような強い風も気になりません。
もうすぐ春というわけですね。

日曜日の朝寝を楽しんだ後
暖かな日差しに誘われて秋葉原に出かけました。
(やっぱり秋葉原なのね)
特に欲しい物はないのですけれど時々巡回しておかなくてはいけませんからね。

それで例の火災現場にも行ってみました。
現場は既に白い壁と白いシートに覆われて中の様子は窺い知れませんが
先日見たニュース映像と目の前の現場がだぶって見えるようで
火災の恐ろしさが伝わってきます。
事件の後でも現場の持つ空気には迫力があるものですね。
            
火災現場を覆った壁にはお詫びの紙が貼ってありました

反面、秋葉原の街はいつもと変わらぬ人混みで
たった数日前にあれだけの火事があったとは思えない雑踏です。
白いシートもなんだか改修工事中にすぎないようにも見えるくらいです。
秋葉原の街の繁栄にはそれほど大きな影響が無さそうなのは
少しほっとした次第です。

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2004年02月11日
夜のニュース番組を見て驚きました。
秋葉原で火事があったようです。
火事のあったヤマギワソフト館は僕も何回か買い物したことがありますし
あの周辺は僕が毎週のように歩いているところです。
つまり曜日によっては
あの火事に僕も巻き込まれた可能性が少なくないと言うことです。
恐ろしいことであります。
  
幸い死者は出ませんでした

原因はまだ分からないようですが
再発防止の手だてを取らないと
秋葉原の集客力にも影響しかねません。
僕のような秋葉原ファンには大変な問題であります。
パソコンパーツを買い漁る小生にとっては秋葉原くらい面白い街はないからです。
徹底した原因解明と対策をお願いしたいものであります。

冬はどちら様もストーブをつけたりしますからどうしても火の気がありますよね。
空気の乾燥もありますので火事が起きやすいのは確かですね。
充分に気を付けたいものです。

このページはめでたく一万ヒットを数えました。
ここまで続けることが出来たのも
ひとえに皆様方のご支援によるものと深く感謝しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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2004年02月07日
外来での印象ははっきりとインフルエンザは落ち着いてきています。
ただ困ったことにインフルエンザを診断する助けになる検査が
病初期には感度が低い為
一度インフルエンザではないと判断された患者さんが
翌日高熱で来院され念のためもう一度検査すると
今度ははっきりと陽性になるという経験を何回もしました。
そのため最近は熱が出た直後の検査は控えています。
インフルエンザ薬のタミフルは
病初期じゃないと効果が薄いのに困ったことですね。

最近はあちこちの国で
鳥や豚のインフルエンザが時々人にうつる現象が観察されているようで
恐ろしいことであります。
もしあのインフルエンザウイルスが人から人にうつるタイプに変化すると
世界中で大流行する心配があるのだそうです。

              赤矢印が怖いインフルエンザですね
もし大流行が始まったら
現状ではインフルエンザの薬もすぐに底をついてしまうでしょうから
大変なことであります。
今から薬を沢山作り置きをしておいて貰いたいものであります。

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2004年02月05日
池袋を歩いていたら
広場(プリズムガーデン)で駄菓子を売っていました。
昔ながらのチョコレートやラムネ菓子をワゴンにいっぱいに乗せて
おじさんとおばさんが売っていました。
(と言ってもきっと僕とあまり年は変わらないのでしょうね)

それでその中のいくつかを見繕ってこれを購入
池袋のおみやげとしたのでありました。
こういうことやっているから安物買いの人間だという評価になってしまうのですね。
全部で420円くらいでしたね。
昔はもっと安かったですよね。
(今の方が高いのは当たり前ですね)

左から
チョコカステラ、パイプチョコ、ラムネ菓子であります。

他にも沢山ありましたのでまた見かけたら少しずつ試してみたいものであります。
こういう客がいるから商売が成り立つのですね。

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2004年02月03日
先月末に日記に書いた「風雲児たち」をついに買ってしまいました。
午後の外来がすいていたのを良いことに
仕事が終わるのと同時に家を飛び出して池袋の芳林堂に向かったのであります。

夕方の池袋は仕事帰りの人々であふれていて皆急ぎ足で家路についています。
(私も仕事の後ですが家路についていないのでなんだか肩身が狭いです)
それでも久々に夕方の池袋に出て
何となくこのまま帰るのがもったいなく感じましたですね。
どこかその辺に寄り込んで一杯やってから帰っても
罰は当たらないんじゃないかって思ったです。

でも考えてみたらまだ僕は夕飯も食べていませんし
本屋さんが閉まらないうちに本を買わなくてはなりません。
そして本を買ってしまったら
重い本の入った紙袋をぶら下げて夜の街を徘徊するのは絵にならないので
早く家に帰らなくてはならないと言うわけです。
夜の池袋を楽しむのは今夜は無理で
またの機会にしなくてはならないみたいです。

              空腹で紙袋を持って歩く池袋の雑踏

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