11月の日記




2005年11月30日
11月も遂に最終日であります。
今月はワクチンに追われる毎日でありました。
おそらくは12月もワクチンで忙しい日々になるものと思われます。

このところ激しい嘔吐を繰り返す風邪が流行っています。
時には下痢を伴い場合によっては脱水症状になることもあります。
脱水がひどくなって一晩病院に入院を余儀なくされた話もお聞きします。
早ければ薬で治ることも多いです。
嘔吐の症状を見たら早めに小児科を受診してください。


水疱瘡も時々お見かけします。
水疱瘡は潜伏期が14日から16日なので感染してもなかなか発症しません。
おまけに発症の2〜3日前から強い感染力を持ちますので
なかなか流行を食い止められないんですね。
最近では水疱瘡の薬がありますので
これを使えば病悩期間をかなり短縮できます。
以前は治るまでに2週間近くかかっていたのが
この薬の登場で治癒までの期間が約1週間になりました。
ただし病初期に投与開始する必要があります。
そう言うわけでこちらも怪しい水疱を見つけたら
早めに小児科を受診することが大切です。

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2005年11月29日
お昼が早めに終わったので外食に出ました。
秋が瀬橋のそばにある「かつみや」さんです。

わらぶき屋根の民家をこの地に移築して
内装を改造して座敷に客席をしつらえてそば屋さんにしてあります。
小生などは農家の育ちですのでなんだか昔に戻ったようです。
ここはいつ行っても美味しいおそばを食べさせてくれるので
以前から好きなお店ですが
最近時間が無くてめったに来ることはありませんでした。
久々に食べたミニ天丼(天丼、そばセット)は大変美味しくて
しばらく来なかったことを後悔したほどでした。

でもまたこれから寒い冬の季節ですので
なかなかお昼を食べに来るのは難しい季節になってしまいそうです。

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2005年11月28日
昨日は日曜当番医でありました。
秋深くなって随分寒くなってきましたので
やっぱり風邪の方が増えてきましたですね。
比較的患者さんが多かったです。

当然のことですがお出でになった患者さんのほとんどは
初めて当院にお出でになる方でしたので
あらかじめ電話で当院の場所を確認の上受診される方が多かったです。
当院は少々わかりにくいところにありますので
市外からお出でになる方は大変だったと思います。
一度覚えてしまえば当院の場所は閑静なところで
交通量も少なく駐車場も充分ですので
お車の方には便利と思われます。

駐車場あります(^^)

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2005年11月23日
寒くなって参りました。
今年はインフルエンザワクチンを接種する方が例年より多いように感じます。
テレビが毎日のように鳥インフルエンザの報道をするせいもあるのでしょう。

昨日は保健センターでの10ヶ月児健診に行って参りました。
このところ毎週のように保健センターに出かけます。
平均月に3回くらいですね。

十ヶ月児ともなると重い子は結構重くてだっこも大変です。
いま右腕痛いし。
今回も予定人数を上回る大勢の方の診察をして参りました。
お子さんはみんな可愛くて仕事は楽しいのですけれど
午後の仕事を押すのが困ります。
昨日は自院に戻ったのは午後の診療時間の5分前でありました。
さすがに一日の診療が終わる頃には随分疲れが溜まったのでありました。

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2005年11月15日
昼休みに市の保健センターで一歳半児検診をして参りました。
いつものことながら
おとなしいお子さんや泣きやまないお子さんがいて
小さいときから人それぞれなんだなって
至極当たり前のことを感じさせられました。
成長や発達も随分人によって違います。

この個人差は成長するにつれて拡大していくように思われます。
ところが拡大していくと思われた個人差が
集団生活に入って学校を経て社会に出て行くうちに
徐々に均質化していくように感じるのはどうしたことでしょう。
きっと個人差は拡大したまま
各個人に個性として内包されていくのでしょうね。

それでも特に個人的才能に優れた人の中の
一部の人が機会を得てそれを仕事に出来るのでしょう。
スポーツに優れた人はスポーツ選手に
歌がうまい人は歌手にそれぞれなっていくのでしょうね。

会場にあふれるお子さん達を見ながら
この中から日本を代表する
スポーツ選手や歌手や作家が出るのだろうと
思うとなんだかとっても楽しみになりました。

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2005年11月13日
母校の大学の同窓会の役員会に行って参りました。
僕なんかを役員にしておいて
うちの大学の同窓会は大丈夫なのかという疑問はさておいて
今回も各地方から懐かしい先輩方が同窓会室に集まりました。

ただ同窓会出席者は小生よりも先輩方が圧倒的に多くて
もっと多数いるはずの後輩の先生方の出席はあまり見られません。
医者の世界は新人の頃先輩に教わることが多くて
それはもう、とっても多くて
そのため自然に上下関係が厳しくなります。
後輩は先輩の言うことに逆らえない雰囲気があります。
まして同窓会であるならなおさらですね。

同窓会設立当初から御苦労なさった
現執行部の先輩方が中心にならざるを得ない現状が
我が同窓会の今後の課題でもあります。

それはそうと
久々の母校周辺はとっても懐かしく心弾むドライブになりました。
少し時間が早かったので大学本部に着く前に
1年2年の時に過ごした進学課程と呼ばれる教養部に寄ってみました。
休日のため閑散としていましたが
キャンパスは自分が通学した当時と変わらぬたたずまいで
すごく懐かしかったです。

埼玉医科大学進学課程校舎

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2005年11月12日
恵比寿ガーデンプレイスの東天紅に夕食を食べに行きました。
折からの木枯らしで気温は下がって
今の季節にしては随分寒い夜でありました。
道行く人もマフラーなど巻いています。

そろそろクリスマスの飾り付けなども楽しめるかと
ひそかに期待しておりましたが
さすがにまだそこまでは行っていなくて
少々気が早かったようです。
それでも久々に見るガーデンプレースはやっぱりお洒落で
小生のごとき田舎者はあちこちきょろきょろしながら中を徘徊しました。

東天紅は予約してありましたので
多勢(7人)を武器に個室に陣取ります。
この個室の夜景が素晴らしかったです。
39階の高さと方角の良さに加えて凍てつく木枯らしのおかげで
空気は澄んでまたとない絶景になりました。

六本木ヒルズと東京タワーが見える夜景
恵比寿のその窓からは
六本木ヒルズや東京タワーが美しく鑑賞できて
遙かにレインボーブリッジまで認めることが出来ました。
もっと目が良ければフジテレビやアメリカが見えたことでしょう。
素晴らしい夜景でした。

もちろん料理も素晴らしくて
北京ダックやフカヒレスープなど滅多にお目にかかれない
数々の料理をエビスビールと共に楽しんだのでありました。
美味しかったです。

ところでお店に青島ビールというのが置いてあったので
家人がこれを試してみました。
僕も少しなめてみました。
意外に癖が無くて飲みやすかったです。
バドみたいな味でした。
美味しかったですよ。
でもエビスの方が好きですね僕は。


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2005年11月11日
今月からインフルエンザワクチンの接種を始めました。
毎日何人もの方がワクチン接種に見えています。
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ抗原性が変わるので
ワクチンに含まれる型もそれを予測して少しずつ変えています。
それでもなかなか当たらないことも多くて
型が外れるとワクチンの効果も薄れてしまうわけですね。
昨冬は型が少し外れていたようで
思いがけないインフルエンザの大流行がありました。
この冬はまさかあれほどの流行はないと思いますが油断は出来ません。
最近は毎年のようにインフルエンザの流行が見られるのですから。

加えて、鳥インフルエンザの恐怖もあります。
こちらはワクチンは無効と思われますので日々の健康管理が大切ですね。
バランスのとれた食事と充分な休養と適切な環境ですね。
それでもインフルエンザに罹ってしまったら早めに医者を受診しましょう。

なんだかインフルエンザワクチンの効果がないような話ですけど
ちゃんと効果もあると思いますので
やっぱりうっておいた方がよいと思いますね。

痛くないよ、痛くないよ。(ウソ)

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2005年11月10日
かねて注文のアルプスワイン新酒小瓶6本セットが届きました。
このところ毎年のように注文して
送ってもらって楽しんでいるワインです。
いつも美味しいのですけれど
今年はまた一段と美味しいワインが出来ていました。
小瓶のラベルが昨年と少し違っていました。

左から白、ロゼ、白、赤、白、赤です。
お酒はけして強くない小生ですが
ワインが美味しいお酒だと言うことは分かります。
あんまり飲みやすいのでつい深酒をしてしまうのが困ります。
今年も少しずつ楽しむことにします。

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2005年11月06日
封切りしたばかりの「ALWAYS三丁目の夕日」を見て参りました。
映画は昭和30年代の東京を描いています。
期待通りの素晴らしい映画でした。
この映画に表現された世界は
筆者が子供時代の世界そのものであります。

戦後の昭和の風物はほぼ記憶の通りです。
街を走るミゼットが懐かしいですね。

懐かしいミゼット
早くにテレビを買い入れた家に皆が集まってテレビをみる奇習、
大流行のフラフープ、都内のどこにも走っていた路面電車など
映画の中の一コマ一コマが懐かしさでいっぱいです。

どこでも走っていた都電
映画の公式ホームページに
「携帯もパソコンもテレビもなかったのにどうしてあんなに楽しかったのだろう。」
と書いてありました。
でも僕は携帯もパソコンもテレビもある今の方が何倍も楽しいです。
僕にはあの時代は懐かしいけれど戻りたくない時代です。
あの文章を書いた人は
きっとあの時代のつらさを知らない若い人なんでしょうね。

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2005年11月03日
せっかくの休日でありますが風邪をひいてしまいました。
昨日午後から外来中にもかかわらず激しい鼻水に悩まされて
みっともないったらありゃしないって状態でありました。
仕事中何度も洟をかみに奥にはいるわけですから辛かったですね。

そう言うわけで出かける予定だった本日は
自宅安静を余儀なくされております。
あ〜あ。

ティッシュと共に過ごす休日

洟のかみすぎで鼻が痛くなることを恐れていたら
家人が保湿ペーパーという鼻炎の人用の
ティッシュペーパーを買ってきてくれました。
普通のティッシュに比べて
非常に柔らかいしなやかなティッシュペーパーなわけですね。
このティッシュならばいくら洟をかんでも痛くならない感じがします。
洟水どんと来いって感じですね。

やっぱり風邪ひいたら洟水くらい出なくちゃねって
それは調子に乗りすぎですね。

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