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福島第一原発の問題はモグラたたきの様相です。
一つの問題が良い方向に向かうと新たな問題が登場してきて
その都度原子炉周辺の模式図が詳しいものになってきています。
原子炉のコントロールについては先週ヘリコプターで水をかけていた頃よりも
改善傾向なのはわかりますがやっぱりまだまだ怖い状態です。
原子炉の管理がうまくいかなくなって長くなってきたので
あちこちから放射性物質が漏れ出してきていて作業員の人の放射線被曝や
近隣の農作物や首都圏の水道水の放射能が明らかになってきています。
三号機はプルサーマルなのだそうで
そこから漏れ出す放射性物質についても心配です。
少しでも早く原子炉を安定化させて欲しいと思います。
発症から二週間の尺骨神経麻痺ですが
相変わらず小指と薬指に激しい痺れが続いています。
加えて親指がうまく使えないので箸が使えなくて大変不便です。
いわゆるユニバーサルデザインのフォークとスプーンを購入いたしまして
使い始めました。
持つところが思い切り太くて
フォークやスプーンの首のところが自由に曲げられる構造です。
柄が太いと流石に使いやすいですね。
世の中は計画停電に振り回されて散々な状態です。
ガソリンの供給や物流も未だ回復していないので
スーパーの商品棚にも商品が並んでいなくて欲しいものが手に入りません。
世の中はずいぶん沈んだ雰囲気になっています。
節電が大切なのは当然ですが必要な電力を供給するのも大切です。
電力会社におかれましては電力の配分などによりいっそうの工夫を凝らして
社会の混乱をできるだけ少なくして欲しいものです。
たとえば誰か経済界の人が言っていたように
計画停電はやめて各事業所、各家庭の電力の総量規制で
乗り切るとかできないのでしょうか。
そうすれば各事業者、各家庭にも工夫の余地が出てくるわけですよね。
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尺骨神経麻痺は相変わらずです。
箸が使えないのでフォークで食べる食事は情けないですが
食欲はいっこうに衰えていません。
飯食い茶碗からフォークで食べる不格好と不便にもめげず
おいしく食事をいただいています。
さすがにフォークだけでは食べにくいので
機会を見てユニバーサルデザインの
フォークやスプーンなどを買ってこようかと考えています。
だんだん不自由な右手に馴染んできている自分がいます。
福島第二原発の方は未だ予断を許しませんが
電力の回復など少しずつ改善してきている様子が伝わってきます。
それでも時々原因不明の煙が上がったりしているので
まだまだ油断ができない感じです。
近郊の野菜に放射性物質が付着しているのが見つかって
さらに都内の浄水場や福島県内の水道で放射性物質が検出されたそうで
大きな社会不安になっています。
原子炉の格納容器をベントして排気しているからこそ出てきた問題ですね。
あの時点ではああするしかなかったですし
しばらくしたら周辺地域が一時的に汚染されるのは心配されていました。
せめて半減期の長いものが多く出てこないように祈るのみです。
今回のような事故を見ますと
原子炉の安全性はまだまだ不十分なものだと考えざるを得ません。
一連のニュースで見えてきたことを総合すると
津波で冷却装置が壊れてしまって
事態の悪化が食い止められなかったと言うことです。
一番最初の緊急停止装置だけでも
ちゃんと働いてくれて本当に良かったと思います。
それにしても非常電源装置などの故障に対策が手薄だったですね。
緊急停止装置、炉心冷却システム、ポンプ、非常電源装置などの
安全装置の各段階において
同じ働きの安全装置を二重三重に手当てしておくべきだと思います。
これでもかと言うくらいに安全を図って欲しいです。
また、非常用の施設が地表に露出しているのは安全保障上最悪ですね。
テロ対策上も地下で管理するべきでしょう。
日本はエネルギーの利用効率が非常に優れていると聞きます。
それは逆に言うとこれ以上の節電は困難だということだと思います。
できることならもっと安全で効率的な発電システムが発明されればいいんですね。
メタンハイドレートの利用でしょうかね。
それはそれで爆発とか危なそうです。
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尺骨神経を痛めてすでに一週間がたちますが
症状はいっこうに改善しません。
今朝は麻痺が良くなった夢を見ました。
目が覚めたら良くなっていなかったので大変がっかりしました。
だいぶん堪えているみたいですね。
ビタミン剤ものんではいるのですがどうやら長い戦いになりそうです。
連休でしたので十分手を休められると思っていたのですが
カルテの整理が貯まっていて
結局土曜の午後から月曜日の夜までずっと机に向かっていました。
仕事ですから是非もありません。
原発はまた煙が上がっていて不穏です。
放射線量が上昇していないそうですからそれが救いです。
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福島第一原発は未だ予断を許しません。
数日前に比べて放水の効果が見えてきていますが
本日は三号炉の格納容器内の圧力が高くなっているそうで
不気味な展開です。
例によって復興財源に消費税の増税案が出ているようですが
完全に間違っていると思います。
不景気の時に増税してはいけません。
そんなことをしたら国民の経済はめちゃくちゃです。
政府と日銀は経済の安定が大きな使命です。
今回のような不景気下の大災害時に増税するなんてどうかしています。
国債の発行しかあり得ない局面でしょう。
物流の停滞でスーパーの商品棚は悲惨な状況になっています。
空の棚がいっぱいです。
政府は石油製品の備蓄義務を一部解除したと聞きますから
まもなく我々のところにも回ってくるのでしょうが
今は被災地向けの燃料が優先なのですね。
ただ被災地以外の地方が被災地を支えるためにも
物流は全国的に改善しなければなりませんですね。
政府の指導力が問われます。
ガソリンスタンドはどこも売り切れなので自転車が売れているのだそうですね。
小生はたまたま震災前に自転車を注文していて
もうじき手に入る予定だったのですが震災で入荷が遅れている模様です。
自転車が手に入る頃にはガソリン不足も解消されていることでしょう。
小生の自転車はガソリンとは関係ありませんからそれでいいのです。
震災の翌々日に発症した尺骨神経麻痺は相変わらずの状態です。
人差し指でキーボードをたたくのは支障がなくて
元から一本指打法の小生はキーボード入力には困りません。
ただマウスの操作をしばらく続けると小指のしびれがひどくなります。
早く麻痺が改善することを祈る毎日です。
麻痺で箸が使えないのは日本人としてはつらいですね。
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大震災で福島第一原発が大変なことになっています。
地震に対応して原子炉は停止しましたが
その後炉を冷やす非常用のポンプの電源が故障して
炉内の温度が上昇して圧力が上昇してしまいました。
仕方がないので減圧のため弁を開いて除圧したところ
その中の水素が原子炉を覆う建物の上部に貯まってしまって
その水素が爆発して建物の上部を吹き飛ばして
ガスに含まれている放射性物質が空気中に散乱してしまいました。
そうした現象が一号炉と三号炉に次々起こって
チェルノブイリを思わせる恐ろしい映像になりました。
二号炉においては建物は壊れていないものの
内部の格納容器が破損している模様で
だらだらと放射性物質が漏れ出ている状態です。
さらに各建物の内部に設置されている
使用済み核燃料のプールも徐々に熱を持って
そのせいか四号炉の建物上部も破壊されました。
冷却機能が停止していることが問題なわけですから
何とか炉内や使用済み核燃料プールに冷却水を入れようとして
炉に海水を入れたりプール目指して放水したりしました。
そうしている間にも放射能は拡散して避難指示区域が広がって
それがまた社会不安を呼びました。
ネットによるデマもずいぶん広がって
関東にいると死んでしまいかねないような噂までありました。
書いている人が本気でそう思っているんですから手がつけられません。
政府の正しい情報提供とそれを信じて行動する高い民度の
両方が必要なのだと思います。
諸外国においても今回の原発事故は過剰に報道されていて
オーストラリアに住む友人（昔我が家にステイしたオーストラリア人）は
ものすごく心配して
「数週間我が家に避難したらどうか」とメールをくれました。
やっぱりチェルノブイリクラスだと思われているみたいです。
困ったものです。
かくなる上は一刻も早く冷却機能を回復して
安心できる制御の形を作り上げて欲しいものです。
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東電が電力需給の逼迫を理由に計画停電という禁じ手を繰り出してきました。
東京電力が決めた地区ごとに時間をずらして計画的に停電をして
電力需給バランスを保たせようという計画ですね。
住民は大変迷惑ですが電力供給は
東電の思いのままですから逆らうことはできません。
おかげで電車、商店、工場、医療機関、軒並み大混乱です。
特に電車を止めたのは大失敗でした。
関東の産業が受けた被害は計り知れないと思います。
東京電力においては一刻も早く計画停電によらない
電力安定供給の方策を考えて欲しいものです。
（たとえば各種工場の時間差操業とか）
我が家のある地区では宵の時間帯に停電がありました。
懐中電灯とラジオを用意して臨んだものの
周囲は予想以上に暗くなって大変心細いものでした。
行ったことはないけれど北朝○ってあんな感じなんだろうなって思いました。
北朝霞じゃないですよ。
とにかく治安が悪い感じでした。
あれほど月明かりを明るく感じたのは久しぶりです。
小生が子供の頃この辺はあんな感じでしたですね。
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地震以来、被災地の方々の深刻な状況が徐々に明らかになり
救援物資を送り込むための道路の補修と
十分なガソリンの供給が喫緊の問題だと考えられます。
被災地以外の地域でもガソリンが不足しています。
タンクローリーが来ないらしいんですね。
物資の輸送は官民挙げてがんばっているのが印象的です。
特に自衛隊の活躍は素晴らしくて
寸断された東北道をわずか数日でとりあえず通れるようにしたと聞きます。
またグーグルにすでに通行可能な道路のマップが
本田の協力で公表されておりまして
猛烈なスピードで物流経路の確保が進められているように感じます。
後は燃料の確保ですね。
食料品医薬品水燃料、足りないものはいっぱいです。
政府のよりいっそうの援助が必要です。
さらに今後の被災地の復興にもさらなる財政出動が必要と思われます。
財源問題を心配する人がいますが
この非常時の際は政府が大量の国債を発行して
それを全額日銀に引き受けさせるのが良いと思います。
こうすれば国の借金にはなりません。
政府の財政は家庭の財政とは違って
政府と日銀の判断でお札を作り出せるわけですから
日銀が国民の敵でなければ喜んで政府に協力するはずです。
紙幣発行でインフレを心配する向きもありますが
この十年ずっとデフレで苦しんでいることに気づいていない驚くべき意見です。
非常時の特段の財政出動を是非お願いしたいものです。
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東北関東大震災が起きたのは３月１１日の午後でした。
そのときは何でもなかったんですが３月１３日の夜
椅子に座ってうたた寝をしてしまったところ
夜中に目が覚めたら右手の小指から薬指にかけて知覚麻痺が起きていました。
ほかの指もなんだか力が入りません。
以前にも同様のことが時々ありましたので
あまり気にすることもなくそのままベッドに移動して就寝しました。
だいたい一晩寝れば治るのです。
ところが今回は違いましたですね。
一晩寝ても治るどころか症状は固定してしまったように見えます。
出ている症状はいわゆる尺骨神経麻痺と思われる症状です。
いろいろ調べても安静とビタミン剤というのが一般的なようです。
経過によっては手術するのだそうです。
自然治癒傾向がありますが治癒までの期間は１日から数ヶ月、
人によっては年余に亘るという話です。おいおい。
何よりも困るのはボールペンが持ちにくくて字が書きにくいことです。
おぼつかない手でやっと字を書いていて不本意な字になってしまうのですが
幸いなことに普段から悪筆の僕の字は
尺骨神経麻痺になっても見た目はほとんど変わりませんでした。
ただ少し字を書くとたちまち疲れてしまうのには閉口します。
もう一つ大変困るのは箸が持てないことです。
麻痺以降小生はフォークで食事をしています。
そういうわけで一日でも早くの尺骨神経麻痺の回復を祈る毎日です。
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日記はしばらくお休みするつもりだったんですけど
あまりにも凄いことが起こってしまったので
やっぱり思うことを少しずつ書いていくことにします。
挿し絵を入れるのは負担なので挿絵は不定期挿入とします。
３月１１日の午後２時４６分の東北関東大地震、凄かったですねえ。
筆者はお昼休みの保健センターの仕事が終わって
自宅に帰り着いて少し休んだら午後の診療が始まるという時間帯だったです。
家内と話をしていたら突然リビングの食器棚や本棚がぐらぐら揺れだして
（あっ、地震だ）と思って立ち上がって
本棚の倒れてきそうなところから離れたのです。
それでもいつものようにすぐに収まるだろうと思って
高をくくっていたのは事実です。
ところが地震はいくら待っても揺れが収まらず
それどころかだんだん激しい揺れに変わってゆくではないですか。
柱と壁はきしみ音をあげているし棚の上のものは音を立てて落ち始めます。
どこまで激しくなるかわからない地震の強さに
激しい恐怖を感じました。
このまま家がつぶれたら死んでしまうのではないかと思いましたです。
幸いその後徐々に揺れは収まり僕たちは無事でしたが
テレビをつけてみると震源地に近い地方では
直後の大津波に大きな被害を受けたという報道をしていました。
地震から二日を経て原発の問題、石油の問題、電力の問題、
そして何より被災者の方々への救援の問題が具体的に見えてきました。
国民一人一人ができることを考えてこの国難を乗り切りたいと思います。
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