１２月の日記
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ご無沙汰しています。
今年の仕事が終わりました。
ずっとホームページを書かないで暮らす快適さを堪能していました。
でも時々書きたくなるので困ります、忙しいのに。
今年は大変な年でした。
３月の地震津波原発事故は未曾有の危機でした。
全国の建物の耐震化など地震対策はがんばってやってきていると思いますが
とにかくあんなに大きな地震が来てはたまりません。
あちこちのビルで倒壊したりひびが入ったりして大変だったです。
津波も予想以上に大津波でしたので対策が十分でなかった結果になりました。
原発事故は天災と言うよりも人災に近いんじゃないかと思います。
大きな地震にも十分な耐震構造と言いながら
内部の構造物があちこち地震で壊れていましたし
なにより津波対策が殆どされていなかったのは驚愕しました。
非常用電源設備が真っ先に津波に呑まれる位置にあったのは
悪い冗談としか思えません。
電源が駄目で冷却用の給水が出来なくて
原子炉を納めた建物は次々爆発するし全く悪夢を見ているようでした。
小生は地震の二日後に右手の尺骨神経麻痺を患いました。
箸が持てなくて困りました。
ボールペンはやっと持てました。
採血は出来ませんでした。
看護婦さんの協力のもとなんとか外来を続けていました。
食欲はあったので介護用品店で持ちやすいスプーンを買ってきて
カチャカチャ食事をしていました。
２ヶ月ほどしてようやく尺骨神経麻痺が治ってきてやれやれと思っていたら
今度は６月の初旬に左の尿管結石になりました。
強い腹痛に悩まされて病院の内科を受診したところ
尿の検査やレントゲン検査、CT検査などを経て尿管結石と判明したのです。
衝撃波による結石破砕療法などをやって
時々レントゲンで石の位置を確かめます。
なかなか下がってこなくて
いつもずっと尿意があるような大変落ち着かない状態です。
スイカをたくさん食べたり慣れない自転車で志木まで走ってみたり
小生にしてはがんばりました。
長いつきあいになるのかと覚悟を決めた８月の上旬に
外出先のトイレでめでたく石が排出されて
一瞬で世界はバラ色になりました。
健康って素晴らしい！
尿意もないしお腹も痛くないんです。
嬉しかったです。
秋深くなった１１月に当院の看護婦さんのお一人が膝を痛めまして
しばらく休職することになりました。
当院は看護婦さん二人態勢ですので毎日ずっと一人では身が持たないです。
そこで１２月と１月については短期の求人を出して
良い看護婦さんに来ていただけることになりました。
しかし１１月についてはあまりにも急なことでてあてがつきませんでした。
そうしたら塩味クリニックの窮状を聞きつけて
昔当院で一緒に仕事をしてくれていた看護婦さんが
「少しなら手伝ってあげよう」と言ってくれたのです。
それでその看護婦さんに１１月中はお願いして何とか乗り切ることが出来ました。
長いつきあいの患者さんは短い周期で看護婦さんが変わってゆく当院を見て
「あの看護婦さん見かけないけどどうしたの？」って聞いてきます。
存在感あるんですね。
「２月から復帰しますよ」とお答えすると皆さん安心します。
ところで車を買い換える必要が生じて
憧れのMINIを買いました（中古だけど）。
家人専用の仕事の用事の車ですが
試しに運転してみたら大変面白い車なのでびっくりしました。
数年後の自分の車もこれにしようかと迷うほどの面白い車なのであります。
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