５月２８日（日）
新型コロナは５月8日から２類感染症の分類から５類感染症に変更になりました。
それに伴って今までの検査診療医療機関を増やして
より受診しやすいようにするとの政府の方針が決まりました。
そうはいっても新型コロナがその感染性を変えたわけではありませんので
引き続きの感染対策が必要なわけですね。
そもそも検査診療医療機関を手あげ方式で決めた際には
新型コロナ疑いの患者さんと一般の患者さんとの動線を
分けて診療するようにとのお達しでしたので
院内が狭い当院では受け入れ不可能の判断となり
手をあげることができませんでした。
なのに、今後はすべての医療機関で動線を分けながら
新型コロナの疑い患者さんも診療しなさいと言うことになりました。
新型コロナ疑いの発熱患者さんだからといって
受診を受け入れないことはないようにせよと言われても
当惑してしまいます。
だって診察室の広さは変えようがないですからね。
それでも何とか工夫をしなくちゃって思って
患者さんには申し訳ないことですが発熱で来院した患者さんには
一度駐車場または裏庭で待っていただいて私が綿棒で鼻から検体を採取して
抗原検査の結果が出てから診察の対応を考えるという形にしました。
雨の日には僕の小さな軽自動車の後部座席でお待ちいただくことまで
オプションにくわえました。
この前までは抗原検査をご自宅で済ませてからお出でいただいていたので
患者さんは抗原検査を薬局で買わないで
受診できるようになったわけですから利便性が高まりましたね。
受診時抗原検査を始めてみたら案外発熱でお困りの方がいらして
駐車場に検査に出向くことが多くて（ほとんど陰性ですが）
ちょっと小走りになったりして思いがけない運動になっています。
今や僕の軽自動車は車体の後ろの「抗原検査」と書いたマグネットシールを貼り付けて
駐車場の一マスに常駐しています。
もちろん休みの日には僕の車に戻りますからこれに乗って外出することも多くあります。
先日乳幼児検診の日にこれに乗って保健センターに行ったところ
後ろに抗原検査って書いてありますよって看護婦さんに笑われてしまいました。
マグネットシールを外し忘れていたんです。
恥ずかしかったです。
でも考えてみると僕はこの前日の午後このクルマで池袋に買い物に行っていたのです。
僕は後ろに抗原検査と書いた車で首都高の５号線を疾走していたのでした。
うう、恥ずかしい！
ま、いいんですけどね。
ところで
僕の軽自動車はスズキアルトRSターボという車です。
僕は大変気に入っていますがあまり人気が無くて今は売られていません。
人気が無い理由はおそらくAGSというちょっとめずらしいギアだからだと思います。
これはマニュアルだけどクラッチペダルが無くて半オートマという感じです。
アクセル操作だけでギアが上がってゆくギアです。
オートマにしてはギアの変速ショックが大きいですし
マニュアルだから坂道発進はハンドブレーキを引きながらアクセルを徐々に踏むという
オートマ育ちの人には難しいことを要求します。
人気が出にくいわけですよね。
でもこのギアは慣れるととっても楽しくてマニュアルギアの面倒な操作を
省略して、かつマニュアルに近い加速感などを得られるのです。
でもスズキさんはさっさと不人気のRSターボを諦めてもっととんがった昔懐かしい
マニュアルのアルトワークスを出してマニアの期待に応えたのでした。
マニュアルの５段変速とか年寄りにはちょっとつらいかも。
僕のこの車ももう８年目ですがまだまだ当分楽しめそうです。
もう売ってないのもちょっと嬉しかったりします。
８年前にこの車を買ったときの歓びが自分のホームページに記録されているのでした。
（自分で書いたんだろ）
http://shiomiclinic.life.coocan.jp/99_blank001184.html
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