７月の日記

７月１６日(月)
折角の連休ですが記録的な猛暑に阻まれて
町歩きは断念しました。
老人に分類される年になって熱中症なんて洒落になりませんから
もう引きこもって連休をやり過ごすことにしたのでした。

でもお日様に当たらなければ大丈夫かもって思いついて
（ドラキュラかよ）
地下鉄を乗り継いで日本橋三越でやっているという
鈴木英人さんのイラスト展に行って参りました。

有楽町線で都内に出て永田町で半蔵門線に乗り換えて
三越前駅で降りれば地下でそのまま三越に入れる
スーパー日陰道コースがあるわけですね。
地下鉄なんかむしろ寒いくらいだし
防寒の薄手の羽織り物が必要なくらいです。

三越に着いたのが11時だったので
地下1階のたいめいけんのイートインで
美味しいランチで腹ごしらえです。
ふわふわのオムライスが夢のようです。

そのあと七階に登って鈴木英人氏のイラスト展を見ます。
行ってみたら思いがけない入場無料でした。
代わりにそれぞれの絵に値札が付いていたのです。
版画の方がお手頃価格で30万円台くらいで
原画の方が一桁お高い感じですね。

絵柄に惹かれて見学に行ったわけですが
ここは展示即売会だったのですね。
鈴木画伯は商業イラストレーターとしてずっと活躍されていて
多くの有名企業の仕事やビッグアーチストの
CDジャケットの仕事などをしていたのだそうです。
凄い人だったのです。
今更ながら自分の無知に恥じ入ります。
　　　　　　　

絵はもちろん絶品揃いで
どの絵を見てもよだれが出てきてしまいそうな
素晴らしい絵ばかりでした。
僕にはこれらの絵を買う財力はありませんが
会場で販売していた鈴木先生の画集とポストカードをもとめて
これを本日の成果としました。

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