６月１７日(日)
大学時代の生物学のU先生を慕って
同窓生の有志が集まっているのを聞いて筆者も参加してみました。
U先生は昔からきわめて博学のひとでした。
初めてお会いしたのは４０年前でして
学生時代の筆者はお話を聞くたびに舌を巻いたものです。
今回僕は先生にお会いするのは３０年ぶりでしたので本当に懐かしかったです。
伺ったら先生はちょうど一年前に心筋梗塞を患ったそうです。
ご自分の胸痛等の自覚症状をみて早い判断で救急車を要請して受診しました。
救急病院で心筋梗塞と診断されて
直ちにステント留置手術を施されて九死に一生を得たそうです。
流石に生物学の先生でしてまるで医師のごとき判断です。
今回はその生還１年を祝う会なのですね。
集まりの存在を知って早速幹事に連絡を取って参加させてもらいました。
幹事も旧知の人ですし行ってみると昔から仲良くしていた多くの先輩と後輩がいて
半分近くが知っている人たちでしたのでとても気楽でした。
U先生のファンの集いなのですから当然ですが。
U先生は一年前に死線をさまよった方とは思えないほどお元気でした。
４０年前と同様のフランクなお話ぶりで
我々が十分に年取ったせいもあって心理的な年齢差が無くなったかのようでした。
だってあの頃の先生の年齢よりも今の僕たちの方が上なんですから。
そして相変わらず先生のお話は機知に富んでかつ示唆にあふれたもので、
先生の知性が今も僕の目標であり続けていることに歓びを感じたのでした。
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